京都大学の貴重書に指定されている「寛政3年(1791年)
外科正宗/げかせいしゅう」という医学書があります。 その貴重書より85年も古い「宝永3年(1706年) 外科正宗」のトップページを以前、中村司宛に寄贈を受けています。
実は、この古書には大変な由来があります。
「解体新書」で知られる江戸時代の代表的な医師杉田玄白(げんぱく)が、弟子の大槻玄沢(げんたく)に譲った医学書で、由来を示すために玄白が朱色の落款 (らっかん/所有者を示す押印)
「玄白」を残しているのです。
「解体新書」って知ってますよね!? 日本で最初の「解剖学」の本です。
その著者です!!
テレビ東京の「なんでも鑑定団」によると杉田玄白が書いた「解体新書」5巻は350万円するそうです。
「宝永3年 外科正宗」は現在、日本では数部のみ現存。さらに、杉田玄白が所有し、彼の印章が残る貴重な医学書です。 旧・帝大の医学祭で何度か展示されたらしいです。こんな素晴らしい文献を譲り受けるなんて思いもしないことでした。
鍼灸は「世界最小の外科技法」と考えている私にとって「外科の正統」を表す「外科正宗」のトップページを譲り受けたというのは大変な重責であり、光栄なことです。 とってもありがたく思いました。 |