「進化論」で生き残ろう!! ~ 進化論は医学の基本 ~
こんにちは。 中村司です。
先日、私の母の同級生に不幸がありました。まだ若く60歳の女性だったんです。
(^。^;) いきなりの不幸話、すみません。
若い人の不幸が続くものですから、早く書こうと思ったんです。
なにをさておいても健康になっていただきたい。
※ 今日は、あなたの病気の奥深くに迫る、過激な内容です。
現在、日本人女性の平均寿命は84歳くらいでしょうか。年齢ではなく、人生の濃さが大切と思うものの、かなり早い終焉だったように感じました。
病気になった人は語ります。
「健康の大切さがしみじみわかりました。
どれだけでもお金あげるから健康に戻りたい」
ホントにそのとおりです。 経験した人はわかるとおもいますが、「治療法はある」はずなのになかなか治らないんです。
医者も患者も「病気と健康」について全く理解していないんです。
↑ これが最大の原因です。 ↑
「健康とはなにか」「健康にもレベルがある」「病気を治すとは何か」ということを真剣に考えたほうがいいです。
例えば、「いつも、だるい」というのは健康と病気の中間。
そのうちに病気になる可能性があります。
今、私はハードスケジュールでも楽しく働いています。
それは「健康と病気の中間」から上に引き上げたからです。
最終目標は朝から晩まで忙しくてもパワフルに生きられる超人です。
筋肉ムキムキは興味ないけどね。
よく東洋医学の先生が「ひどくならないうちの治療が大切」と言います。
確かにそうですが、具体的な話じゃないのが不満なんです。
私の要求するのは
「もっと健康レベルをあげよう。
そうすれば、病気にならないはず!!」
という究極の目標です。
学生時代の成績表の、例えば「社会科」や「数学」にしても
得意な子の評価が◎→×ってなかなかならないものです。
いつも△の子が時々、運悪く×が当たるんです。
病気も同じです。
「半病人が病人に移行した」というのが真実。
体調の管理は自分でするしかないんですよね。責任は全て自分。
厳しく申し上げると「なるべくして病気になった」というしかない。
「病気になる」= 「人生の終焉に近づく」「種の絶滅に近づく」と単純にすると「病気の成り立ち、法則性」がハッキリしてきます。
私の担当する患者さんは厳しいレベルの患者さんが多いのですが、そんな現場にいると「適者生存の法則」をよく感じます。
「適者生存の法則」
適者生存の法則を語るのに最適な野球選手がいます。
日本のオリックスからメジャー球界に移籍した長谷川慈利投手です。
日本で大きな実績のない長谷川選手は「メジャーでは通用しない。野茂とは格が違うからムリ」と厳しい予想をされていました。
確かにその厳しい予想は、理屈では正しかったかもしれません。
しかし、彼は予想を大きく裏切って、大活躍。
その特集を4年くらい前にテレビで見て、今も記憶に残っています。
彼の成功した秘訣は「適者生存の法則」とでも言うべきものでしょう。
「強いものが必ず勝つわけではない。弱くても環境に合わせて工夫すれば勝機がある」ということだったかな。。
さすがに「日本人で最もクレバーな(賢い)投手」と呼ばれるだけあります。
今回は「適者生存の法則」
第一部 「進化論」
のみ説明します。
「進化論」って中学校で習いましたよね。ご存じ、ダーウィンさんが書いた本です。
環境に合わせて進化した生物のみ後世に子孫を残し、その子孫もさらに変化していく。強引に言えば「人間の祖先はサル」くらいでもいいです。
優秀な人と話していると「進化論的考え方を持っている」ことを感じたりします。
結論から言ってしまうと「世の中は進化論で動いている」という基本があるんです。
ドリームインキュベータの堀紘一氏によると「会社の存亡も進化論で理解できる」とのこと。まして人体は当然、進化論に支配されています。
今の医学は進化論を無視しているわけで、「薬品でAをとめてもBがわるくなる」のは当然かもしれません。
風邪をひいて熱が出るのはウィルスをやっつけるために人体が免疫を高めている活動です。むやみに止めるとバチがあたりますね。
例えば、私の治療を証拠とするなら、20分ほどの治療でパーキンソン病の震えを簡単にとめられるという事実があります。
もし、病気の1つならこんなに簡単に止まるわけないはず。
自己の生体反応がわざと起こしているからだと思います。
「震えさせる必要がなくなったから、振るえをとめていいよ」と自分の体が指令してるなんて、人体ってすごいですね。
おそらくガンも、自己の免疫機能の1つの形態ではないか、と推測しています。
そんなこと、人類の99.9%は信じないでしょうが。
ところで男が浮気するのも、女性が子どもをほしがるのも全て進化論で解明できるようです。わかっちゃうと笑って許せるかもね。 (^。^;)
「進化論」の本質は「弱いものが強いものに勝利する天の法則」です。
強いものは最強だから変化する必要がないんです。
・・だから遺伝子が滅びます。 変化しないというのは最悪の選択。
弱いものは生き残りのために変化を迫られます。
・・変化するものは生き延び、変化を嫌がるものは遺伝子が絶えていきます。
なにをかくそう。
今、地上で最も高度な生物とされる霊長類ヒト科のあなたの先祖が、とっても弱い生物だったことをあなたはご存じでしょうか。
なにも好き好んで好奇心で「母なる海を捨て、荒れた陸地に上陸した」わけではないんです。
イヤイヤ陸に上がったんです。 (ToT)
生き残るために、海から逃げ、川から逃げ、どう猛な動物から逃げるために木に登り、動物を追い払うために火を使います。
日本列島では1500年前までそんな生活でした。
忘れている人が多いでしょうが、80代前のあなたのご先祖さまは、最近までそんな生活をしてたんです。
江戸時代末期の150年前、7代前はまだ「水呑み百姓」ですからね。
当時、日本の人口の約90%は百姓でした。 米も満足に食べていません。
麦など雑穀を食べていたのかな。 硬い食べ物が多いから、顎が発達してます。 100年前の日本人の写真を見ると東南アジアの奥地の原住民そっくりです。 ビックリします。 でもこれが自然だったんです。
ということは、、現代生活が、あなたの体の遺伝子にとって、とても不自然なのがわかるでしょう。
ところで、西洋人と日本人の腸の長さは違います。
日本人のほうが長いです。
だから欧米型の食事では太るし病気になるんです。
日本はもともと貧しかったから肉なんて食べたことありません。
野菜ばかりだから腸を長くして吸収をよくしたんです。
おそらく今でも、遺伝的に、田舎の人のほうが腸は長いと思います。
欧米は狩猟民族で肉を食べるからか、腸は短いようです。
なにしろ肉が腸内で腐るとやっかいなので腸を短くしてきたんじゃないかな。
食べ物が豊かだった欧米では、長い腸の遺伝子(を持つ人)は滅んでしまったような気がします。
つまり、いいたいのはここ。
腸の長い日本人は欧米の真似をすると必ず滅びます。
遺伝子の世界、進化論の応用理論です。
もし、それほど西洋が好きなら医者に行って腸を一部カットしてもらうことをオススメします。 (もちろん、ジョーク)
残念ですが、そうしないと早死には避けられません。
「神様が決めたルール」とでもいうものです。
※ 肉食動物 (腸は短い) と 草食動物 (腸は長い) も同じ理屈です。
もちろん、工夫しだいでいろんな手段はあります。
勉強したり、やる気があるかの問題です。
このまま普通にしてたら×ってことがわかれば良いんです。
以上のことを認識し、生活を改善すれば必ずよくなります。
やはり、ムダに長くなりました。
この続き、第二部以降はいずれCDにしたいと思っています。
医学の基本だと思うんですが、だれも教えてくれないですからね。
あ、今日の結論を忘れていました。
あなたがこれから病気になるか、健康になるかは簡単にわかります。
「進化論」の精神にかなうか、どうか。
わかりやすい例は「単細胞生物」の時代と縄文時代の生活です。
「プカーッ」と漂っていたり、「ボーッ」としてたの憶えてますか?
アノ頃にできるだけ戻れば病気も半減します。
なにしろ、時間的に果てしなく長いんです。
何億年もボーッとしてました。
そういう生活が遺伝子にとって自然なんです。
猫ってかわいいだけで、なんの役にもたちません。
ワガママ放題です。
でも「存在している」だけで飼い主の役にたっています。
ストレスのない猫はとても長生きします。 ストレスがあると短命です。
これは人間世界にも当てはまるような気がしてなりません。
今でも昆虫は大繁栄している最中です。
「人類の次」の座を狙っているかのようです。
昆虫の世界の多様性、柔軟さを持てばきっとあなたは大丈夫です。
人類が滅んでもあなただけはチャッカリ生き残ります。
生命力の強いゴ●○リのように。
ダーウィンのお墨付きで保証します。