最近、22歳の若い女性の患者さんから「医者ってバカばかり」とか、36歳の患者さん(女性)からも「医者は全くあてにならない。行ってもムダ」という意見を聞きました。
つまり、医療に対する信用が地に堕ちていることに、医療者として深い悲しみを感じるのです。
患者側がこれだけの不信感を持っていても、自分で治すのは困難でしょう。困った時はやはり医学に頼らずにはいられないものです。不毛の論争や批判をしても意味はありません。私は医療側に「もっとガンバレ」と言いたいのです。
私自身は時間がなく、今以上患者を集める気がないものですから、利害は関係ありません。中立の立場で教えてあげたいと考えました。「この文章をかくと儲かる」「うちに来て!!」なんて考えておりません。
本屋さんや、ネット上にある、営利主義の「役に立たない情報」を見てるとウンザリしたからです。個人に出来ることは信念に従って、正しい情報を発信するのみです。「胡散臭い」と言われようと別に気にしません。
私の文章が参考になったら、近くの良い先生を見つけていただくか、岐阜市など近隣の方なら当院の院長に診てもらうとよいかと思います。
中村司に診せる必要はありません。 (現在、新規の方のご予約は取れません)
小泉さんのように「なにがなんでも郵政民営化」という人がいます。一部の人は「なにがなんでも西洋医学」というし、「なにがなんでも東洋医学」だったりします。
最高の結果を出す場合、この考え方は正しくありません。
保険が使えて安いのなら西洋医学を使えばいいです。それで治らなければ東洋医学に切り換えても別にいいのです。どっちでもいいんです。効果があるほうを使えばいいのです。
「これで治すぞ」と決意するのは大切です。
でも、3ヶ月、半年など期限を区切って結果をチェックしていってください。道を間違った時は素直に引き返す勇気も必要です。そう考えるととても楽になります。