膠原病は基本的には治る病気です。
病院などでは、今でも難病の最高峰として、リウマチなどの膠原病があるのですが、私はリウマチなど膠原病は、ほんらい治るべき病気であると受け止めています。
「あなたの努力しだいで治るんだよ」ということを、患者さんには、必ずそのようにお伝えしております。
拙著「リウマチ卒業生に学ぶ9レッスン すべての関節痛は『治癒力』を語る」をお読みになると、その概要が述べてありますが、代表例のリウマチにおいても10%の方が治癒している、というデータがもともと存在しているのです。
しかし、西洋医学はそれを、「宝くじの当選」と同じとみなし、「偶然」とか「奇跡的」とかいう言葉で片付け、例外として排除しているのです。
この考え方は、人間の持つ潜在力を否定しており、本当に残念に思います。
私が難病卒業生を徹底して聴きとりしたところ、治った方は、決して偶然ではなく、「努力」「戦略」「素直さ」「積極性」などを保持しており、治ったのも必然の結果であったと確信しました。
彼らは難関の学校を受験するような、戦略や戦術を持っていました。
しかも、病院などの権威に頼らず、自立していることがとても印象的だったのです。
膠原病と診断されると多くの方は自信喪失ぎみであり、落ち込んでいると思いますが、このように、リウマチや膠原病がよくなっていく道がある、ということを強調したい。
これまでこの核心部分に触れた本は日本に存在しなかったはずなので、ぜひとも、拙著にてお読みください。
スポーツの世界でも、最初から負けるんじゃないかなと思っていたら、負けます。
勝つことは絶対ありません。
どんな強敵に向かった時も、勝てるんじゃないかと、勝つ方法があるんだと、そのように強い意気込みを持った場合、初めて勝つチャンスが出てくるんじゃないかな、というふうに私は考えております。 希望と勇気をもってチャレンジしてほしいと思います。