東洋医学ってホントに効果あるの? 東洋医学は魔法か?
ウソみたいだけど、よくある話。
時々、知り合いから久々に電話がかかってきて突然の質問攻撃をされたりします。
★ 「再現フィルム、スタート!」 (古いねぇぇ。汗)
知人 「あの~、中村司さんって確か、鍼とか使うかわった治療をしてるんだっけ? 交通事故にあっちゃって病院行ってもなかなか治らないんだけど、そっちで治る? だいぶ痛くてたまらんのやわ。 (あまり期待してないけどネ)」
中村司 「時間作ってあげるから、あとで来てみて。」
~ そして、10分の治療の後 ~
知人 「エーッ!! ウソみたいに痛くないよ。さっきまで痛かったのに。有名な医者でも治らないのに、なんで治るの?(驚)
あんたスゲー! 見直した! 」
中村司 「まるでペテン師が人助けした、みたいな言われようだなぁ。
自分ではわりと優秀な治療家だと思ってるんだけど、、、僕が社会的に意味のない仕事でメシ食ってるみたいな気分。」と途方に暮れる時がありました。
(確かに東洋医学って若い人からは「得体のしれない仕事」で、インチキっぽく見られてるかも。う~ん。/苦笑)
★ あまり期待されてないから「治ると、神サマあつかい」
、、、だったりする。 (これはこれで考えものだ)
以前、とても優秀なドクターの下で働いていたのですが、身内のスタッフがケガした時、私に個人的な治療依頼をしてくるんです。
「センセ~、なにをやっても治らないの。この痛みをどうにかして!!」
病院は女性スタッフばかりです。(却下したり敵にまわすととっても面倒なのは確実です。)
周囲の視線など妙な圧迫感を感じつつ、やむをえず、東洋医学の力を信じてチャレンジです。
(私に出来るのは「ナオレーッ」と祈ることくらいです)
自由になるのは休憩中の3分だけです。無謀なチャレンジをしているうちに、3分間で痛みを半分以下にするテクニックが備わりました。
(必要は発明の母とはよく言ったものです。ハッハッハッ)
★ 一難去ってまた一難。 さらに、、こまった、困った。。
ところが、この噂が広がっちゃったんです。
「どうしても痛かったら中村司先生に(コッソリ)頼むとすぐに痛みをとってくれるよ」なんて患者に伝わったらしく、「院長の方針と違っていたら、俺の立場がヤバくなるじゃん!!」とスタッフに厳重に注意しておきました。
でも、よく考えると病院っておかしいよね。
「治す」ことよりも厚生労働省の方針や、医者のメンツ、スタッフの序列の論理、経済性が優先するんだよね。(あ~ぁ。)
★ シンプル イズ ベスト
僕の患者さんはいたってシンプル!!
「今より楽にしてくれれば、どんな方法でもいいよ。頼りにしてるから死ぬまで任せるから」と言ってくれる方ばかり。
(フッフッフッ。そのうちヒルを使った治療を試してみたいな、と。)
私がわかっていることをいくつか述べます。
1. 東洋医学は詐欺やインチキではありません。めちゃくちゃ効きます。
2. 実は、西洋医学であまり治療効果が期待できない病名はいっぱいあります。
3. 西洋医学で効かないのは医者のせいではありません。西洋医学の限界なのです。(それはドクター自身がよく発言しています)
4. それでも患者さんはドクターの待つ病院へせっせとやってきます。それは医学部のステータスと保険制度(お国の保護)のおかげです。
5. この2つを除いたら、東洋医学と西洋医学のホントの実力がわかります。
6. 結果の予想 ~ 私は今後、優秀な治療家を結集しようと考えています。それが成功したら良い勝負、ドッコイドッコイになるんじゃないですか。
2. 実は、西洋医学であまり治療効果が期待できない病名はいっぱいあります。
3. 西洋医学で効かないのは医者のせいではありません。西洋医学の限界なのです。(それはドクター自身がよく発言しています)
4. それでも患者さんはドクターの待つ病院へせっせとやってきます。それは医学部のステータスと保険制度(お国の保護)のおかげです。
5. この2つを除いたら、東洋医学と西洋医学のホントの実力がわかります。
6. 結果の予想 ~ 私は今後、優秀な治療家を結集しようと考えています。それが成功したら良い勝負、ドッコイドッコイになるんじゃないですか。
★ アメリカの全医療費の25%は鍼灸です。
アメリカ人の多くは主治医のような主治鍼灸医を持っています。
2004年9月下旬の朝日新聞の記事によると、アメリカでは現在、鍼灸が全医療費の25%を占めているとのことです。(その理由はとても合理的で「早く治る、安く治る」から、らしいです)
ちなみに我が国では、10分の1の、たった3%と推定されています。
日本って医療先進国じゃないような気もしますね、この数字だけ見ると。
アメリカ人の合理的な部分は見習うと良いんじゃないかな。
★ 東洋医学ってホントに効果あるの?
以下の文は、日本経済新聞 2003.9/20を参考にしました。埼玉医科大学・附属病院の信頼できるデータです。
しつこいようですが、もう一度繰り返します。ニホン・けんざい・シンブンです。あんなお堅いシンブン社がこんなに大絶賛、応援してくれてホントに心強いです。(特集の記者の人、ありがとー!!)
これを読んでいただいたあなたもグッド鍼灸師に巡り合えますように。
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Q. 東洋医学ってホントに効果あるんですか?
(おぉ。だれもが考える良い質問だなぁ。)
A. 埼玉医科大学・附属病院の調査では頭痛の場合、9割の患者さんで効果があるそうです。
「痛みを完全になくすことは難しいが、十の痛みを五や三に下げることは十分可能」(埼玉医科大学・山口主任)。
肩こり、腰痛や顔面神経マヒでも9割くらいの患者で効果が認められる、とのこと。
同・主任によると、痛みが和らぐ理由は鍼治療で脳内にβ-エンドルフィンという物質が作られるためで、この物質は麻酔に用いられるモルヒネに似た作用があり、痛みを和らげます。
また鎮痛作用だけでなく、血流改善や自律神経の調整、免疫機能の改善など様々な効果がみられることも特集に掲載されています。
(おぉ。だれもが考える良い質問だなぁ。)
A. 埼玉医科大学・附属病院の調査では頭痛の場合、9割の患者さんで効果があるそうです。
「痛みを完全になくすことは難しいが、十の痛みを五や三に下げることは十分可能」(埼玉医科大学・山口主任)。
肩こり、腰痛や顔面神経マヒでも9割くらいの患者で効果が認められる、とのこと。
同・主任によると、痛みが和らぐ理由は鍼治療で脳内にβ-エンドルフィンという物質が作られるためで、この物質は麻酔に用いられるモルヒネに似た作用があり、痛みを和らげます。
また鎮痛作用だけでなく、血流改善や自律神経の調整、免疫機能の改善など様々な効果がみられることも特集に掲載されています。