アトピー性皮膚炎の東洋医学的真相
アトピー性皮膚炎の子供さんを見て、多くの人は「子供は免疫が弱いから、アレルギー症状が強く出る」と考えがちですが、東洋医学の見解ではかなり異なります。
アトピー症状は、正常な身体が有する「排毒力の現われ」とでもいうべきものです。
アレルギーなどという病気は「本当はない」、のです。その背景をお話しします。
女性は月経の際、できるだけの毒出しをすると言われ、最大の排毒とされるのが「出産」です。
とくに第一子は世に出るタイミングを「絶好のチャンス」として、お母さんの体内に蓄積されている経世毒(けいせいどく/世代を超えた毒)を一緒に排出してくれるのです。本当に素晴らしいお役目で頭が下がります。
そういった理由もあって、第一子は、親の弱いところが表面化しがちです。
中村もそうなのでよくわかります。苦笑
子どもさんのアトピー症状で大切なのは、幼少期は体温が高く、排泄作用が旺盛でとても強いので、今のうち、できるだけ出させてあげることです。
見ていてつらいのはわかりますが、長期的に見て、ステロイドなど薬剤で押さえつけるのが得策とは考えにくいのです。根本的に問題なのは「毒の蓄積」であり、いつか排出しないといけないものです。
構造上、体表の肌は胃腸の裏返しであることを理解したうえで、化学物質・添加物など有害物質の除去、電磁波・静電気の除去で根本的な改善に向かわせますが、拙著「9レッスン」を参照ください。
これらの対策を天然物質で行なう努力をしましょう。また、かゆみを軽減するには保湿が有効となります。
徹底的に胃腸・解毒のための肝臓・腎臓など内臓、足を温め、ちゃんとした栄養を摂りましょう。