第32号 「3rd Life」
- お話の森2014.08.01
- こうちゃんの「お・み・お・く・り」2014.08.01
- 泣かせる名言集2013 2014.08.01
- ~旦那後記~2014.08.01
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お話の森
こうちゃんが1歳の頃、よく埼玉の図書館に通っていました。
絵本がたくさんあるのはもちろんですが、夏場は涼しく、気分転換と節電を兼ねた最高のお散歩コースでした。
病気の症状が出てからは、絵本を読んであげることはできなくなってしまいましたが、こうちゃんには多くの本に触れ、本を読む楽しさを知って欲しいと思っています。
さて12月の3連休に自宅近くのイベントホールで開催された『子どもと大人のための読み聞かせ お話の森・冬スペシャル』に行ってきました。
NHKの子ども番組でオフロスキーというキャラクタを演じている小林顕作さんが絵本を読 んでくれる舞台なのですが、
プロの読み聞かせは子どもばかりか大人までも引き込まれてしまう魅力があり、とても楽しめました。
全10冊ほどの読み聞かせに歌とアンコールまで交えたボリュームたっぷりの構成で、子どもたちはゲラゲラ笑ったり、時には静かに聴き入ったと、すっかり夢中になっている様子でした。
終了後は購入した絵本にサインと握手をしてもらいご満悦のこうちゃん、帰宅するとさっそく『こうちゃんの読み聞かせ』を開催し、わたしにたくさんの絵本を読み聞かせてくれました。
こんな些細なできごとをきっかけにして、こうちゃんが読書に興味を持ってくれると嬉しいです。
こうちゃんの「お・み・お・く・り」
毎日ヘルパーさんが帰るときに玄関の鍵を閉めるのがこうちゃんの仕事なのですが、いつの頃からか、玄関から外に出てエレベータの呼び出しボタンを押し、エレベータが到着すると、なかの1階のボタンを押し
「またよろしくお願いします」
とお見送りしているそうです。
このお見送りをヘルパーのみなさんが言葉にして褒めてくれるので、こうちゃんはそれが嬉しくて毎日必ずお見送りをして
「ただいま戻りました!」
と大きな声で帰ってきます。
そんなこうちゃんの姿を見ていると「人は褒められて伸びる」ということを実感させられます。
そしてわたしが何より嬉しい のが、このお見送りの根っこの部分にある「こうちゃん自身がヘルパーさんにありがとうという感謝の気持ちを持ってくれている」ということです。
誰も教えていないのに、こうちゃんが自分で編み出した『お見送り』は、わたしにあらためて感謝することの大切さを気づかせてくれました。
人は毎日の当たり前のできごとに感謝することを忘れがちですが、当たり前のできごとこそが、本当は『有り難いこと』なのではないでしょうか。
そんな感謝の気持ちをけして忘れず、新しい年も家族で手を取り合って歩いていきたいと思います。
泣かせる名言集2013
☆『ママが笑ってないと、こうちゃん悲しい』
入院が長引いてテンションの低かった私に一言。
早く元気になって退院しようと思わせてくれました。
☆『いつも遊んでくれてありがとう♡』
風船で遊んだり、剣で戦ったり、わたしと遊ぶとき、こうちゃんはいつも手加減してくれるのですが、それにもかかわらずこの一言を添えてくれます。
☆『ママが病気になったらイヤだから・・・』
ママにも食べて欲しいけど・・・
わたしの誤嚥を心配しての優しい一言です。
~旦那後期~
12/23の夜に突然高熱がでてしまったこうちゃん。
12/24・25と、今年のクリスマスは残念ながら寝込んで過ごすこととなってしまいました。
ベッドのうえでXmasプレゼントのおもちゃを手にぐったりとしているこうちゃんを見ると、かつて妻とのデート中に高熱でダウンし、葛西臨海水族館の医務室運びこまれた経験がある自分としては
「やはり血は争えない…」
となかなかに感慨深い思いです。
なにはともあれ4月にはこうちゃんも小学生。
今年も家族3人頑張っていきたいと思います。