通院と自宅治療では、どちらが大切ですか? ~ 治療に最も必要なこと ~ |
|
質問者) もし、先生の治療を一回でも受けて治るのでしたら、飛行機に乗せて連れて来ようかと思いますが、いかがでしょうか? 中村) 例えば腰痛などは、腕のいい先生なら一回の治療で治せると思います。 しかし、私が治療をしたり、治療法をお伝えしている方は、リウマチやパーキンソン病など、一般的に「難病」と呼ばれ、「絶対に治らない」とされている病気ばかりです。 そこで一番大切なのは、自宅で出来ることを、最高のレベルで実践していただくということなのです。 これに勝るものはありません。 つまり、「私が一回治療をするよりも、あなたが自宅で10回治療した方が効果がある」ということです。 その法則によって、私は今まで、多くの患者さんを改善することができました。 例えば、「10日間で治りたい」と考えて、「先生の所に10日間通って診てもらえば治る」というのは間違いで、成功率は極めて低いでしょう。 もし、それを推奨する先生がいたとすれば、患者さんの利益を目的としていない気がします。 つまり、病院や治療院に通うだけでは、根本的な解決につながりません。 私が以前とっていた方法としては、「月に一回来てください。 その代わり、毎日自分で出来る治療法をしてください」と、とアドバイスをするだけです。 「やってますか?」とチェックするだけで、みなさんの病気がどんどん良くなっていきました。 一般的に「難病」と呼ばれる病気を改善していくためには、時間がかかる部分があります。 なぜかと言うと、私が提案する根本的治療には、自宅での生活習慣を考えていただくことが含まれており、生活習慣を変えてから、その良い影響が体調の改善として現れるためには、3ヶ月~6ヶ月の時間がかかるからです。 しかし、自宅において自分で出来る治療をすること、そして自宅での生活習慣を考えていただくこと、この2つを目安に行っていくことが、確実に体を良くしていくための方法なのです。 しかも、お金はほとんどかかりません。 |