脊柱管狭窄症の薬やリハビリについて
例えば、病院の方針として、いっぱいお薬を出すということが、日本ではいまだに行われております。
あるいは、脊柱管狭窄症に対して、あまり効果のないであろう牽引などのリハビリをすると。
こういうようなことは、患者側も求めている部分もあるかもしれませんが、どこの得になるかということです。
皆さんお分かりになると思うんですけど、これは病院や製薬業界の利益と「大人の事情」なんです。
もちろん、それで大きな効果がでているなら文句もないでしょうが、見込みがなくてもずっと続けているケースを耳にします。
薬を出せば儲かる、あるいは検査・牽引をすれば医療点数が稼げると、こういうことによって、患者さんが振り回されているという現実がないか、という疑問です。
また経験の長い患者さんは、医療の背景を見抜いてしまっていて「こんなので治るとは思えない」といって途中でやめてしまうことも耳にしました。
例えば薬についても、脊柱管狭窄症のときにも出る薬は、一時的な痛み止めですよね。
そして、これは胃が荒れますので、胃を保護する胃薬が出ると。
これは根本治療ではない、症状への一時対処ということなんですよね。
今、最新の医学では、痛み止めは使うべきでないと、できるだけ使うべきでないというのは、これは方針なんですよ。看護師の専門校の最新テキストにも載っているそうです。
ところがこれに準じている病院がどれくらいあるか。
現実はかなり違っていますよ、ということなんです。