「パーキンソン病についての見解」
わたくしの知り合いの先生のデータを、ここで出したいと思います。
お名前はいえないので、仮にN先生としておきます。
N先生のこのデータは、日本鍼の8番というのを使うんですね。
この8番というのは、かなりきつい鍼だと思うんですけれども、これを多く使うということです。
使うツボは、風府、脳戸、脳空、これは、わたくしが使っているものと非常に近いです。
通里、心兪、膈兪、これは背骨に沿ってですね、脊柱に沿ってやっていますね。
それから、温灸をするそうです。
神闕、これはへそですね、大椎、これは首のすぐ下です。
至陽または霊台、命門または腰の腰眼、これは腰ですね、そういうところに使っている。
それから、漢方薬でも使っているそうです。
これによって、10年通っている人が2名、5年通っている人が5名、3年通っている人が3名いるそうなのですけれども、10名とも症状の悪化はなく、改善が著しい人がその内3名いる、10分の3ということですね。
それぐらいの効果が、上がっているよということですね。
この場合は、食べ物の指導などは、なさそうな感じですね。
体に蓄積される有害物質
難病の原因の一つに、殺虫剤が含まれているということは、みなさんご存知でしょうか?
これには確信があります。
なぜ、この説の確率が高いかというと、脳や脊髄神経は有害金属が蓄積しやすいんです。
以前、狂牛病というものが大きくニュースで取り上げられましたよね。
狂牛病は、牛のどの部分を食べると一番危険か知っていますか?
これは、脳の部分なんですよ。
牛の脳は、絶対に食べてはいけないと言われています。
それから、脊髄も危険だというふうにいわれますね。
それは、いろいろなものが蓄積しやすいんですよ。
従って、魚などを食べる時も、食べてはいけないところがあるんです。
魚の中に溜まった化学汚染物質について、少しご説明します。
例えば、工場などから排出された水銀が海を汚し、有機水銀となって魚を汚染しています。
この場合、脳神経系の障害、特に胎児などへの不安が大きくなります。
公害病と認定された水俣病が例として挙げられます。
水銀だけじゃなく、いろいろなものがあります。
有機スズ化合物、有機塩素系農薬、こういうものが海にかなり漂っています。
特に、陸に近いところですね。
これらの物質は、胃腸障害、中枢神経系の障害、皮膚障害の原因になるというふうに指摘されているんですね。
あるいは、ダイオキシンも人体に入るルートは、9割以上が食べ物からといわれています。
その内の6割が、魚介類を通じて人の体に入っていくのです。
これらの汚染をもろに被っているのが、湾内や沿岸で獲れる近海魚であると、あるいは、養殖のものも非常に大きいということです。
これを無毒化する、あるいはできるだけ毒を減らす方法があります。
これらについても打つ手がありますので、次の機会にご紹介します。